プログラマーの仕事の種類にはいくつかありますが、その中でも多いのがWeb系と業務系です。
Web系の仕事は、スマホやパソコンといった各種端末の管理画面、ブラウザの動作システムの開発が業務のメインになります。SNS,ショッピングサイトのオンラインサービスなどを安定して利用できるよう状態を保ち運用していくのも大切な仕事です。ゲームやアプリケーションといった一般消費者向けのBtoCサービスなどの需要も急成長しており、人気の就職先となっています。
Web系の仕事はフロントエンド、バックエンドという2つのタイプに分かれており、前者はユーザーが実際に触れる部分の開発、後者はユーザーに見えない部分であるシステムの構築を行っていきます。プロジェクトによってはどちらのスキルも備えておかなければならず、Web系のエンジニアは幅広いスキルと知識を求められます。
業務系の仕事はIT化の促進、システムインテグレーションといったことが主な領域になってきます。組織をより効率よく運営していくためのパッケージソフトの導入、タスク処理自動化のためのアプリケーション開発、システムが安全に稼働するための保守管理などを行っていきます。財務管理、給与や生産、営業からCSまでの社内業務を管理する、すべてのシステムを対象に業務を行います。
ただシステムを構築し管理するだけではなく、既存システムに対する課題や要望を募り改善していくのも大切な仕事です。ユーザーが求めているニーズを深く理解しシステムに反映していかなければならないので、コミュニケーション能力やビジネスへの関心も欠かせません。
上記の内容を踏まえ、2つの仕事の違いと向き不向きを考慮した上で、進むべき道を選択すると良いでしょう。