エンジニアがIT業界で活躍していく上では、主に4つのキャリアパスがあります。
まず1つめは、スペシャリストを目指す道です。専門分野に特化した技術者としてスペシャリストを目指していくと、技術的な領域で存分に力を発揮していけます。プログラミング、開発といった分野の専門家などが良い例です。
開発を専門とする場合でも、実装部分からチーム責任者まで担当は幅広く、企業によっては最高技術責任者などのポジションを設けているケースもあります。現場の専門家としてだけではなく開発業務を全体的にまとめるプロフェッショナルとしても活躍していくことは可能です。
キャリアパスの2つめに挙げられるのが、ゼネラリストです。スペシャリストとは逆に幅広い業務を担当していきます。エンジニアとしては開発の設計はもちろん、テストや運用までプロジェクトの全体を取りまとめていく存在です。広い視野が求められることから、状況によってはチームのマネジメントも行っていきます。各工程の担当メンバーと連携を取り、安定してシステムが稼働するよう配慮していきます。
3つめに挙げられるのが、マネージャーです。開発部門だけでなくチーム全体を管理職の立場からマネジメントしていきます。個別のプロジェクトから部署、チーム全体を任せられることも珍しくありません。
4つめが、フリーランスです。スキルや経験を身につけたら独立して活躍していきます。能力次第で働けること、随時職種を変更できるのが魅力です。